業種の特徴を活かせる場所を選ぶ
賃貸オフィスを選ぶ際には、幾つかのポイントを押さえておくことが大事です。先ず挙げられるのは立地条件で、業種の特徴を活かせる場所を選ぶのがポイントです。同じ業種が集まるオフィス街に事務所を構えれば、関連会社も集まって業務の効率化を図れます。そこから新たな販路が開けることもあるので、売上の向上を期待できます。また、オフィス街という響きには、信用力を担保するものがあります。日本では、馴染みのあるオフィス街の地名がブランド力として威力を発揮する傾向があるからです。
顧客や取引先のアクセスを考慮する
賃貸オフィスを選ぶ上では、顧客や取引先のアクセスを考慮することも大事です。来客の多い会社であれば、やはり駅近のオフィスが良いでしょう。ターミナル駅であれば、新規の顧客獲得にも有利です。また、求人の際にも駅近にオフィスを構えることは大いに役立つでしょう。一方、来客が少ない会社であれば、賃料が安い郊外が選択肢となります。賃料は駅から遠いほど安くなる傾向があり、場合によっては駅近の半額以下になったりします。会社によっては郊外の方が向いていることもあるので、業種の強みを活かしてオフィスを選ぶようにしましょう。
最終判断は現地を見てから
賃貸オフィスの開設エリアが決まれば、希望条件を挙げて部屋を探すのが次のステップです。条件に優先順位をつけて、不動産会社に相談してみるのが良いでしょう。予算に関しては、少し幅を持たせて設定するのが良いと言えます。その方が、多くの物件を紹介してもらえるからです。ネット情報などで物件を探す場合、最終判断は現地を見てからにすることが肝心です。不動産サイトなどに掲載される情報は、実際のものとは異なることがあるからです。
都心にある中央区で賃貸オフィスを借りると、オフィスビルが建つビジネス街ならではの環境のもとで、快適に仕事ができます。